イスラム国に拘束されているジャーナリスト・後藤健二さんの母、石堂順子さんが会見をした。以下で、全文が読めるようになっている。

 

 

なかなか行っていることが掴みづらかったけれど、これまで後藤さんすごく大変だっただろうなってことをすごく感じた。今の絶縁した状態まで親との関係を築くまでどれほどのことがあったんだろう。

 

 

「親のことを尊敬しないといけない。」

「子どもは必ず親のいうことを聞かなければならない。」 

「誰のお陰でご飯が食べられているんだ。」 

「誰のお陰でここまで育ってきたんだ。」

 

 

真面目な人ほどこの言葉に傷つけられるし、ひどい親ほど平気でこのセリフを子どもに投げかける。

まわりの何もしらない人ほど、したり顔で親のことは大切にしなければいけないとか、親がかわいそうとか、自分が大人になれば、子どもを持つようになればきっと分かるようになるよっていってくる。

 

仕事柄多くの親を見ているけど、やっぱりほんといろいろだ。基本的に子どもというのは相手がいないとできない。親になった人というのは誰か他人に選ばれた人なので、ある程度まともな人ばかりかというと全然そうでもない。

生涯未婚率が、男性20.1%、女性10.6%。

自分の小学生の時のクラスを思い出してほしい。30人学級で5,6人だけをのぞいたとしてのこり25人くらいは誰かの親になっている。世の中で想像されているよりよっぽど子どもにとって困難な親はたくさんいているだろう。

教師という職業はいろんな親の顔を見ることができるが、基本的に普通の人にとって周りの親というのは見ることができない。比較することができず、「親」といえば自分の親が絶対だ。 このことが

『どんな親だって子どものことを思っているんだから、子どもは親のことを大切にしなければならない』

っていう人と、後藤さんのような絶縁状態の人の間に溝を作っている。

 

この後藤さんの例だって、家庭ができて子どもができてもやはり絶縁状態が続いた。

親から逃げれなかった子どもの時よりかは、絶縁できて、自分も家庭がもてている今のほうが絶対幸せだと思う。

 

 

イスラム国に捕まった時、後藤さんは親のことを考えたのだろうか?

これまでいろいろ苦しんできたことを思い出しただろうか?後悔しただろうか?

 

多分この会見を見たら、後藤さんが子どもの頃からなんとかやり過ごしてきて、必死に親と闘いながら作ってきた心の傷がまた開いてしまうのではないのか?

なんとか親の手がとどかないところまで逃げて、自分の力で家庭まで築いて、子どもできて

 

 

余計なお世話だけれど、センセーはそんなことを会見全文を読みながら感じました。

 

 

 

毒親育ち